粗大ごみになるよりずっと前の状態で、きれいで十分使えるものならば、使ってくれる人がいれば人にあげています。
そうでない物は粗大ごみの処分方法がうるさくて面倒なので、小さく切断したりして金属の日や普通ゴミの日に出しています。
そのほか、金属製品や大きな品物は庭の片隅に置いておいて錆びたり、粉々になってきてからゴミ袋に入れて出したりしています。

遺品の整理は簡単にはまいりません。
愛着もありますし、すぐに捨てるのもさみしすぎます。
また四十九日までは捨てるものではない、と言われています。
長い時間タンスに入れたままの物もありますし、ある一定の期間が経過してから、着れそうな服や活用できそうな小物類などは親戚や兄弟、子供たちに分けました。
ごみに捨てる場合には、その品を仏壇の前にかざし、「○○さん、捨てさせていただきます」と断ってから捨てさせていただきます。
そうした儀礼的な行動は、故人のゆかりある品を捨てるという切ない行為に対して、許しを得ることのできる大切なものなのだと思います。